左から来る

右からは来ません

自転車とスーツの生臭坊主

この間自転車に撥ねられたu80です。

幸い軽い怪我で済みましたがスーツの袖に穴が空いていたことに気付きました。

嗚呼。

ここ半年、次々とスーツがダメになっています。着ていたスーツがヘタっていたのか体が太くなったのか分かりませんが、地味にお財布に響きます。さて。

 

 

自分の評価は誰かがやってくれるから、やるべきことだけに集中した方が良い。

 

 

そんな考え方には僕は賛同しているが、ポジティブな評価を言葉にされると感じることがある。(かといって貶して欲しいとも思わない。)

時折、僕は優しい人だと評価される。そう言われると懐疑的な自問をしてしまう。

 

思い遣りのある人間になれたら良いのに。

 

僕は自身に対してしばしばそう思う。そう思うのは、僕がそうではないと認識しているからだ。真の優しさには、厳しさと慈しみが同居していると推測されるけれど、僕は半端に甘いだけなんだ。だから真の優しさに辿り着いてみたいものだ。

 

そして次に穏やかであるとも評価される。

しかし僕は実につまらないことで腹を立てる。

それこそ、空腹であるだけで虫の居所が悪くなる。

優先事項を複数件抱えるだけで、イライラもする。

食事の邪魔をされるだけで、犬や猫みたいにガブリといきたくなる。

それでも穏やからしき人物に見えなくもないかも知れないが、怒りに似た感情には客観的に向かい合う術を学んでいる最中だからかも知れない。

 

次に、前向きであると評価されることもある。

起きてもいないことでクヨクヨするなんて非合理だから、そう見えることもあるのだろうか。それとも起きてしまったことならば思うことはあれど淡々とクローズするだけだから、それ以上後ろ向きになる必要はないと考えているからだろうか。

 

何事にも動じない、というのも買い被りだ。

ちびりそうで、バクバクと心臓鳴らしながらも目の前の問題の解を探しているだけなんだ。

 

「聞いていいのか分かりませんが、ひょっとしてu80さんは日本のお坊さんでしょうか?」

 

独りでパゴダを巡っている際、現地ガイドに期待を込めた表情でそう尋ねられた事を思い出したが、叩けば幾らでも埃が出る身。徳の高さなんて微塵も持ち合わせていない。人には言えない恥ずかしいことだらけだ。

 

「いいえ、僕は悪人ですよ」

 

彼女に答えて微笑みかけると、彼女は真顔で暫く腕組みしてから「いいえ、それは嘘です」と答えた。空気を読んだ発言をするのは日本人だけかと思ったが違うのかも知れない。

 

かくあれかし。というものはあれど、中々そうはいかないもんだ。

やはり、粗を知っているからこそ自分の評価などするものではないのだ。きっとロクな事じゃない。

他者からポジティブな評価をされたらお礼を述べて、やるべきことだけに集中した方が周囲や世の中の為になる。

他の予定をこなしたかったけれど、今日はスーツ二着買いに行くかーー。